不動産用語

索引

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あ行
移行地(いこうち)
宅地地域、農地地域等のうちにあって、細分されたある種別の地域から他の種別の地域へと移行しつつある地域のうちにある土地のこと。
か行
価格時点(かかくじてん)
不動産の鑑定評価を行うに当たって、不動産の価格の判定の基準日を確定する必要があり、この日を価格時点という。また、賃料の価格時点は、賃料の算定の期間の収益性を反映するものとし てその期間の期首となる。
合筆(がっぴつ)
複数の土地を合併して、ひとつ(一筆)の土地にまとめること。
近隣地域(きんりんちいき)
対象不動産の属する用途的地域(用途的観点から区分される地域)であって、 居住、商業活動、工業生産活動等人の生活と活動とに関して、 ある特定の用途に供されることを中心として地域的にまとまりを示している地域をいい、 対象不動産の価格の形成に関して直接の影響を与えるような地域のこと。
原価法(げんかほう)
不動産の試算価格を求める手法のひとつ。 価格時点における対象不動産の再調達原価を求め、この再調達原価について減価修正を行って、 対象不動産の試算価格(積算価格という)を求める手法のこと。
継続賃料(けいぞくちんりょう)
不動産の賃貸借等の継続に係る特定の当事者間において成立するであろう経済価値を適正に表示する賃料のこと。
限定価格(げんていかかく)
場性を有する不動産について、不動産と、取得する他の不動産との併合 又は不動産の一部を取得する際の分割等により、正常価格と同一の市場概念 の下において形成されるであろう市場価値とかけ離れることにより、市場が相対的に 限定される場合における取得部分の当該市場限定に基づく市場価値を適正に表示する価格のこと。
限定賃料(げんていちんりょう)
限定価格と同一の市場概念の下において新たな賃貸借等の契約において成立するであろう経済価値を適正に表示する賃料(新規賃料)のこと。
建ぺい率(けんぺいりつ)
敷地面積に対する、建物の1階部分の面積の割合を百分率で表したもの。
さ行
再調達原価(さいちょうたつげんか)
対象不動産を価格時点において再調達することを想定した場合において必要とされる適正な原価の総額のこと。
最有効使用(さいゆうこうしよう)
現実の社会経済情勢の下で客観的にみて、良識と通常の使用能力を持つ人による合理的かつ合法的な 最高最善の使用方法のこと。
更地(さらち)
建物等が存在しない土地で、かつ借地権等その他の使用収益を制約する 権利が付いていない土地のこと。
借地権(しゃくちけん)
借地借家法に基づく建物の所有を目的とする地上権又は土地の賃借権のこと。
正常価格(せいじょうかかく)
市場性を有する不動産について、現実の社会経済情勢の下で合理的と考えられる条件を満たす市場で 形成されるであろう市場価値を表示する適正な価格のこと。
正常賃料(せいじょうちんりょう)
正常価格と同一の市場概念の下において新たな賃貸借等 の契約において成立するであろう経済価値を表示する適正な賃料(新規賃料)のこと。
底地(そこち)
借地権が付いている場合の当該宅地の所有権のこと。
た行
建付地(たてつけち)
建物等が存在していて、かつ建物と土地の所有者が同一である状態において、その所有者により使用され、敷地の使用収益を制約する権利の付いていない宅地。
地役権(ちえきけん)
自分の土地の利便性を高めるために、他人の土地を利用することができる権利のこと。
地価公示(ちかこうじ)
国土交通省の付属機関である土地鑑定委員会が毎年公表する土地評価のこと。 毎年1月1日時点の価格を評価し、3月下旬に公示される。
地価調査(ちかちょうさ)
各都道府県の関係機関が毎年公表する土地評価のこと。 毎年7月1日時点の価格を評価し、9月下旬に公示される。
地上権(ちじょうけん)
建物や工作物を所有する目的で、他人の土地を使用する権利のこと。
同一需給圏(どういつじゅきゅうけん)
近隣地域及びこれと相関関係にある類似地域を含むより広域的な地域(一般に対象不動産と代替関係が成立して、その価格の形成について相互に影響を及ぼすような関係にある他の不動産の存する圏域)のこと。
特殊価格(とくしゅかかく)
文化財等の一般的に市場性を有しない不動産について、その利用現況等を前提とした不動産の経済価値を適正に表示する価格のこと。
特定価格(とくていかかく)
市場性を有する不動産について、法令等による社会的要請を背景とする評価目的の下で、正常価格の前提となる諸条件を満たさない場合における不動産の経済価値を適正に表示する価格のこと。
取引事例比較法(とりひきじれいひかくほう)
不動産の試算価格を求める手法のひとつ。取引事例の選択を行い、必要に応じて事情補正及び時点修正を行い、かつ、地域要因、個別的要因の比較を行って求められた価格を比較考慮し、これによって対象不動産の試算価格(比準価格という)を求める手法のこと。
は行
不動産の種別(ふどうさんのしゅべつ)
不動産の鑑定評価上、不動産の種別とは不動産の用途に関して区分される分類をいう。地域の種別には、宅地地域、農地地域、林地地域等があり、宅地地域はさらに住宅地城、商業地域、工業地域等に、また農地地域は田地地域、畑地地域等に区分される。
不動産の類型(ふどうさんのるいけい)
不動産の鑑定評価上、不動産の類型とは、その有形的利用及び権利関係の態様に応じて区分される不動産の分類をいう。宅地の類型は、更地、建付地、借地権、底地、区分地上権等に分けられ、建物及びその敷地の類型は、自用の建物及びその敷地、貸家及びその敷地、借地権付建物、区分所有建物及びその敷地等に分けられる。
標準地と標準地価格(ひょうじゅんちとひょうじゅんちかかく)
地価公示において、用途区分(住宅地、商業地、工業地等)により各地域の価格の水準を示すのに適当な一団の土地を標準地といい、その価格を標準地価格という。
分筆(ぶんぴつ)
ひとつ(一筆)の土地を複数の土地に分割すること。
ま行
見込地(みこみち)
宅地地域、農地地域、林地地域等の相互間において、ある種別の地域から他の種別の地域へと転換しつつある地域のうちにある土地をいい、宅地見込地、農地見込地等に分けられる。
や行
要役地(うえきち)
地役権が設定されている場合において、利便性を高めようとする土地(すなわち自分の土地)のこと。
容積率(ようせきりつ)
敷地面積に対する、各階の床面積を合計した面積の割合を百分率で表したもの。
や行
類似地域(るいじちいき)
近隣地域の地域の特性と類似する特性を有する地域のこと。
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